症状は似ていても、様々な循環器の病気があります。循環器疾患で緊急を要する病気は急性心筋梗塞や不安定狭心症、解離性動脈瘤破裂などです。症状が軽くてもこのような重篤疾患のときには専門病院を紹介します。

階段を登ると苦しい感じや息切れの場合、労作時の狭心症、心不全、心臓弁膜症、呼吸器疾患、不整脈などが疑われます。心臓と肺の病気の両面から診断して治療します。
不整脈の症状の方には24時間心電図検査などで診断し、適切に服薬加療します。現在はカテーテルによる加療も進歩していますので、適応がある場合は紹介させていただきます。心臓の筋肉の病気である心筋症の場合はその病状の型により適切に治療してまいります。
歩行時足が痛い方は早めの治療お勧めします。足への動脈がつまったりつまりかけている場合早く治療すれば回復できます。静脈の血栓では肺の重篤な病気になりますので、静脈の血栓や炎症を早めに治療して予防しましょう。
検診で異常指摘された患者様には早めにご相談お願いします。

循環器のこれらの病気と関連する脂質異常症（高脂血症）、糖尿病、生活習慣病の診断加療も行います。多くの手術を伴う処置は早めの治療で予防できます。正しい診断のもとで、個々の患者様に適切な加療を提供していきます。